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金田久美子プロ特別インタビュー 第4弾 「アマチュアの人にはできるだけゴルフを楽しんでほしい!」

修正4-1

「ゴルフには完璧はない」

――プロとアマチュアは、技術のレベルに相当な差はありますが、上手くいかなくて悩んでしまうことが多いというところは同じですね。

「そうですね。だって、ゴルフに『完璧』って、ないですから」

――プロのほうが、「遊び」ではない分、悩みも深いかもしれません。

「逆に言うと、アマチュアにとってゴルフって『趣味』とか『レジャー』だと思うから、できるだけ楽しんでほしい、って思いますね。上手くいかないとものすごく思い詰めちゃって、『ゴルフやめる』なんていう人もいるじゃないですか。それは、もったいないかなって」

4-2

「『私だって失敗してます!』って叫びたくなる(笑)」

――失敗も含めて、もっと楽しんだほうがいいと?

「だって、私なんて毎日トレーニングして、毎日練習場でボールを打って、シーズン中は毎日ラウンドしてるのに、まだ失敗するんですよ(笑)。練習の時だって、いまだに、『頭を動かさないで振る』とか、『ヘッドアップしないでフィニッシュまで振り切る』とか、アマチュアと同じことに注意しながらやってるんです。プロアマで一緒になった人がよく、ミスしちゃって、『なんでプロみたいに打てないんだろう』なんて言ってガッカリしてるんですけど、その時私は心の中で『私だって失敗してます!』って叫ぶ、みたいな(笑)」

――プロより圧倒的に練習量が少ないアマチュアが失敗するのは、ある意味、当然ではありますね。

「そうなんですよ。多分、練習場が練習で、コースが本番っていうふうに考えているアマチュアの人が多いと思うんですが、アマチュアだったらコースも練習くらいのつもりでいいと思うんです。コースで失敗しちゃいけないと思うから、余計にミスが出ちゃうということもあると思いますし。それに、コースで出ちゃうミスは、コースで急に直そうと思っても直らないですから。『あ、失敗しちゃった』くらいの感じで軽く受け流して、次のショットからはまた新たな気持ちで、楽しくプレーしてほしいです。案外、そのほうがスコアもよくなるかもしれないですよ」

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金田久美子プロ
愛知県名古屋市出身。父の影響で3歳からゴルフを始める。「世界ジュニア選手権」10歳以下の部を8歳で制し、タイガー・ウッズに並ぶ記録を作った。その後も「世界ジュニア」での5回の優勝をはじめ、「日本ジュニア」、「中部女子アマチュア」などの数々のアマチュア大会で優勝をおさめる。2002年には、リゾートトラストレディスで12歳9ヶ月という最年少予選通過記録(当時)を樹立。2004年は「ゴルフ5レディス」で3位タイ、2006年には「ニチレイPGMレディス」で4位タイに入るなど、アマチュア時代からプロのトーナメントで活躍する。プロ転向3年目の2011年、第30回フジサンケイレディスクラシック最終日に前日の8位から5打差を逆転してツアー初優勝を果たす。
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