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股関節を”入れて”下半身の力を最大限利用する

よくスポーツ選手が股関節の痛みを理由に離脱するのを聞いて「そんなところどうやって痛めるの?」と思うことはありませんか?

普段意識することは皆無に等しいでしょうが、実は股関節は体において重要な役割を持っています。もちろん、ゴルフにおいても同様で、股関節の使い方をマスターしていないといくら練習してもうまくはならないと言い切れるほどです。

ここでは具体的に股関節がどんな役割を担っていて、どのように使うべきなのかを解説しましょう。

股関節を”入れる”構えがすべてのスイングの基本

ゴルフスイングは下半身の力でするものです。この下半身の力を、クラブを持つ上半身に伝えるうえでもっとも重要なのが股関節の位置です。

見た目にはあまりでませんが、実はスイングをするときに股関節と太ももの大腿骨は大きく回転をしています。ここが止まってしまうと下半身で生まれた力が上半身にうまく伝わりません。これをうまく使うには、まずアドレスで股関節を使える状態をつくらなければいけません。

8-1 8-2股関節が”入る”状態とは、股関節から胸までが一枚の板のように連動し、一緒に前傾姿勢を取る状態です。この姿勢を取れると股関節の可動域が広がり、上半身と下半身が連動して動くようになります。

この姿勢を取れず、上半身だけが前にお辞儀した前傾姿勢では、下半身の力がうまく使えません。

ゴルフの股関節の使い方は、スピードスケートと全く同じ

全く別の競技のようにも思えますが、実はスピードスケートの体の使い方はゴルフのスイングと非常によく似ています。

胴体は前傾姿勢をキープしつつ肩がうまく回転し、脚の力で進みながらそれに伴って腕が自然と左右に大きく振れるあのフォームは、まさにゴルフのスイングと瓜二つです。

8-3 この状態を保てるのも、股関節がしっかりと動ける位置に入っているからです。このように下半身の動きに伴って自然と腕がついてくる感覚を養えば、ゴルフのスイングも自然と下半身主導でパワフルに行えるようになります。

植村 啓太
16歳からゴルフを始め、その後23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。大場美智恵プロや服部道子プロをはじめ、現在まで多くのツアープロのコーチを担当する。2005年には自身が主宰する「K's Island Golf Academy」をオープンし、多くのアマチュアの指導にあたる。ゴルフ誌、ゴルフ番組をはじめ、幅広いメディアに出演し、ゴルフの魅力を伝えるとともに、インストラクターの育成にも力を注いでいる。
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