ゴルフの打ちっぱなしは一も二もスイング練習

打ちっぱなし練習場は、スイングが繰り返し練習できる場所です。ドライバーやアイアン、ウェッジまで、様々なクラブを打ち続けることで、身体にスイングを染み込ませていきます。

多くの打ちっぱなしにはグリーンが設置されているので、ドライバーやアイアンだけでなくアプローチなどの短いショットも練習できます。スイングが固まってきたら、実際のラウンドを意識しながら自分のショットの方向性や高さ、飛距離を調整していきましょう。

スイング練習に最適な打ちっぱなし練習場

打ちっぱなし練習場では、打席で繰り返しボールを打つことができます。これは、どんなクラブのスイング練習にも最適です。ネットの奥までが200ヤードを超える打ちっぱなし練習場であれば、ドライバーの球筋も見ることができます。右に行きやすい、左に引っ掛けやすいなど、自分の持ち球を知るにも最適です。もし近くに距離の長い練習場があるなら、そこを選ぶと良いでしょう。

また、打ちっぱなしで使われているのは2ピースボールです。2ピースボールは、耐久性がある一方、飛距離が出にくいとされています。ゴルフ場なら、その1割増しくらいの飛距離が出ると考えていいかもしれません。また、自動でボールをティーアップするマシンも普及してきたので、短時間にたくさんのボールを打つことができます。アドレスを決めて大量に打ちこむことで、正しいスイングを身体にしみ込ませることができるでしょう。まさに、スイング練習にもってこいの場所。それが打ちっぱなし練習場です。

ビデオやスイング解析機で練習効率アップも

最近の打ちっぱなし練習場では、練習効率を高められるよう、ビデオやスイング解析機を導入しているところも増えてきています。

スイング解析機とは、スイング画像を確認することができる機械です。自分のスイング軌道が、プロと比較して、どのような違いがあるか、またどうすれば近づけることができるかということを、明らかにすることができるでしょう。このような機械が登場し、利用できる練習場が増えてきたことで、打ちっぱなし練習場でも、単にスイングを繰り返すだけではなく、理想的なスイング軌道に近づけるための効果的な練習ができるようになってきました。ただし、スイング解析機はスイングの問題点を指摘するだけのものです。

実際にスイングを改善するのは、練習しかないことを覚えておきましょう。スイング解析機がない場合には、友人と一緒に練習場に行き、お互いのスイングを客観的に診るのも効果的です。友人のスイングを自分なりに分析することは、自分のスイングの改善点にも気づきやすいからです。独りで黙々と練習するのも良いですが、友人と連れだって行くのもゴルフ練習の楽しみのひとつです。

ショートゲームのアプローチ練習も大切

さらに、打ちっぱなし練習場では、ドライバーやロングアイアン、フェアウェイウッドなどのスイング練習だけではなく、グリーン周りのショートゲームのためのアプローチ練習もできます。

打ちっぱなし練習場のフェアウェイで15ヤードや30ヤードなどの距離を示す看板があれば、それを目標にして、ショートアイアンやウェッジウッドでのアプローチ練習をしてみましょう。このような練習はスコアメイクする上で最も大切なものです。何度も繰り返し、自信をつけてラウンドに臨めるようにしましょう。

ある程度ゴルフのラウンドを経験したプレイヤーは、この15ヤードや30ヤードの距離を寄せるショートゲームの練習に力を入れるようになります。一番緊張するシーンであり、力加減が難しいからです。このショート練習のために打ちっぱなし練習場にいくゴルファーもいるくらいです。

ハイテク練習場でスコアアップのスイング練習

ビギナーにとって、入場料や貸し球料は少し高いかもしれませんが、ビデオやスイング解析機のあるハイテク練習場、自分のスイングの問題点を把握しておくのもいいでしょう。課題点が把握できたら、打ちっぱなし練習場で繰り返しスイング練習をすればいいのです。

慣れてきたら、実際のラウンドを意識して、いろんなクラブを取り交ぜて打ちこむ練習をしましょう。そうすることで、実戦さながらの練習ができます。もしも練習の仕方が分からないと思った場合には、周りのゴルファーがどんな風に練習しているかを見て真似してみるのもひとつの手。どのくらいドライバーを打って、どのくらいアイアンを打つのか。球数はどの程度が無難なのか。等が分かってくるでしょう。

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じゃらんゴルフ編集部

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