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ゴルフはミスを受け入れられないと「イップス」になる!?

パッティングで、極度の緊張から手が思うように動かなくなり、それでも無理矢理ストロークすると、とんでもなく距離感をミスしてしまうという「イップス」と呼ばれる「症状」があります。

この「イップス」は、最初はパッティングだけに使われる言葉でしたが、徐々に拡大解釈され、今では、「アプローチイップス」とか、「ショットイップス」、あるいは「ダウンスウィングイップス」など、いろいろな場面で「思うように体が動かない」という意味で使われています。

ただし、例えば「アプローチイップス」と言っても、アマチュアの場合、本当に深刻な症状を抱えている人はごく少数で、単に「アプローチが苦手」というだけのことも多いようです。

突き詰めて考えすぎるとイップスになってしまう恐れが

57-1いずれにせよ、深刻なイップスの症状を「発症」してしまうと、「治療」は困難を極めますので、発症する前に「予防」することが、最善の手立てと言うことができます。

イップスになってしまう人は性格が真面目で、物事を突き詰めて考えてしまう人が多いような気がします。そういう人は失敗する自分が許せないので、とことん練習して、上手くなろうと努力するのですが、それが逆に、「あんなに練習したんだからミスはできない」というプレッシャーとなり、体を硬直させてしまうのだと思います。

楽天的な性格で、多少ミスをしても、「次は上手くいくから大丈夫」と気持ちを切り替えられる人は、おそらくイップスにはならないでしょう。ゴルフは「ミスのスポーツ」と言われるくらいで、どんなに練習しても、ひとつもボギーを打たずにプレーし続けることは不可能です。ミスが出るのは当たり前のこととして受け入れ、「ミスもゴルフのうち」という気持ちで、楽しくプレーすることが、イップスの予防にもつながると思います。

植村 啓太
16歳からゴルフを始め、その後23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。大場美智恵プロや服部道子プロをはじめ、現在まで多くのツアープロのコーチを担当する。2005年には自身が主宰する「K's Island Golf Academy」をオープンし、多くのアマチュアの指導にあたる。ゴルフ誌、ゴルフ番組をはじめ、幅広いメディアに出演し、ゴルフの魅力を伝えるとともに、インストラクターの育成にも力を注いでいる。
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