サンドウェッジの使い方

ここではサンドウェッジの使い方について説明しましょう。文字通りサンド(砂)ウェッジなので、特に初心者の方にとっては「サンドウェッジ=バンカーショットで使うクラブ」として考えましょう。

サンドウェッジと他のウェッジとの違いとは?

ピッチングウェッジとアプローチウェッジについては前項でご説明しましたが、この2本のウェッジとサンドウェッジとの違いは2つあります。

まずはロフト角です。
バッグに入っているクラブの中で一番フェースが寝ているのがサンドウェッジです。

もう1点の差「バンス角」です。「バンス角」とはヘッドの下(ソール部分)の出っ張りのことを指します。このでっぱりこそがサンドウェッジ最大の特徴ともいえるでしょう。

※クラブの下の出っ張っている部分のことを「バンス」と呼びます

バンス角が出っ張っているということは・・・

ソールが出っ張っているということは、ボールを打とうとした際にボールより手前で勝手に地面と接触してしまいます。つまり、サンドウェッジは全クラブ中で唯一「ダフるためにできたクラブ」ということです。
別に項でまた詳しく解説しますが、この自然とダフる構造がグリーン回りのバンカーショットにおいて効果を発揮します。

バンカー以外でサンドウェッジを使う時には

サンドウェッジはバンカーで使うことを前提に考えましょうとお伝えしましたが、もちろんアプローチやそれ以外でも使用は可能です。特に深いラフにボールが埋まってしまった時はフェースが寝ている分、球が上に上がりやすいので使い勝手が良いです。フェースを開いて打つことでバンス角をなくすことができますし、高さを出して「まずは脱出する」という目的に合ったクラブ選択となるでしょう。

また、グリーン回りでのショットにおいて、ボールをできるだけ転がしたくない時はアプローチウェッジ以上にボールが転がりにくいこのサンドウェッジを使うこともできます。
ただし、フェースが寝ているためボールの下を通りぬけてしまい、思ったほどボールが飛ばないというミスショットが起こりやすいことも頭に入れておきましょう。

大堀貴子
名門東北福祉大学の体育会ゴルフ部に入学し、個人戦では2年生の時に関東女子学生ゴルフ選手権で優勝を果たし、4年生の時には副キャプテンとして団体戦で大学日本一を経験する。プロゴルファーを目指す一方、植村啓太氏に師事しゴルフスイングやレッスンを学び、2011年からK's Island Golf Academyの一員となる。現在もクォリファイに挑戦中であり、現役プレーヤーでもあるため、綺麗なスイング作りはもちろんのこと、実戦にも活かせる分かりやすいレッスンを目指す。
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