高麗芝

高麗芝とは

高麗芝は、フェアウェーやグリーンに使われている芝の品種です。通常のホールの中ではラフでも芝は使われていますが、芝にもさまざまな種類があり、主にラフで利用される野芝や、フェアウェーで利用される本高麗、またグリーン上で利用される姫高麗などがあります。高麗芝は夏芝とも呼ばれており、暖地型の日本芝の一種です。これと対照的に、寒地型である西洋芝もあり、ゴルフ場によっては季節によって芝が使い分けられています。

高麗芝とベント芝とは

一般的にグリーンではベント芝と高麗芝の2種類が利用されていますが、高麗芝はボールの走りが速く、難しい速い芝となっています。また、高麗芝の場合は、その芝目の強さによって、ボールの転がりは大きな影響を受けてしまいます。他にも、ベントグリーンであればボールのスピンがかけやすいのに対して、高麗グリーンではボールのスピンがかけにくいという性質があります。

高麗芝の特徴

高麗芝は一般的に、西日本で育成のしやすい芝だといわれています。春から秋が成長時期となっており、24度から35度が適温とされています。冬に入ると冬眠期に入るので、手入れがほとんど必要なく、西洋芝と比較して、乾燥や病気に強く、メンテナンスも容易です。高麗芝は基本的に急激に芝が伸びることはないので、芝刈りは週1回程度で問題ありません。

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じゃらんゴルフ編集部

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