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インテンショナルフェードボールの打ち方

今までのレッスンでゴルフの基本をお話ししてきました。しかしながら、ゴルフというスポーツは、自然を相手にするスポーツです。毎回違ったトラブルなど、思いもよらぬことが起こるもの。
今回は応用テクニックとして、インテンショナルフェードの打ち方についてお話しをしましょう。

インテンショナルフェードとは?

Vol.77でご紹介した「インテンショナルドロー」の真逆のことをゴルフでは「インテンショナルフェード」と表現します。インテンショナルドローの時にもお話ししましたが、実際のラウンドでは、どんなところに障害物があるかわかりません。もし自分のボールの位置と目標との直線の間に高い木があって、その木を避けないと目標を狙えないときには、わざとボールを曲げて打たなければならないですよね。そんなときに有効です。インテンショナルドローとインテンショナルフェードは、状況によって使い分けてください。例えば、目標の左側が狭かったり、池やOB地点があるような場合はインテンショナルドローを。逆に目標の右側が狭かったり、池やOB地点があるようでしたらインテンショナルフェードを使うといった具合です。もし意識したような曲りが出ずにまっすぐ飛んでしまったことも考えて、安全な方を選んでください。

インテンショナルフェードの打ち方とは?

インテンショナルフェードの打ち方は、インテンショナルドローとは向きの違いがあるだけで、やり方は同じです。インテンショナルドローと同様に、どちらの打ち方も、ボールの目標地点と、ボールの打ち出したい方向を明確にすることが大切です。それをしたうえで構えに入ります。
1つ目の方法としては、ボールの目標地点にフェース面をしっかり向けます。そして、打ち出したい方向にスタンスを向けてショットします。今回はインテンショナルドローとは逆に、スタンスは目標より左に向いていることになります。
2つ目の打ち方としては、まずスタンスを目標地点にスクエアに構えます。そして、肩のラインが打ち出したい方向に向くように、ボールの位置を左に置きます。その際は、普段のスクエアなショットと同様に腕の位置が身体の正面になるように注意しましょう。わかりやすく言うと、両足のラインよりも両肩のラインが左に向いている状態です。

インテンショナルドロー&フェードの打ち方の練習方法

インテンショナルにドローボールを打つことも、インテンショナルにフェードボールを打つことも、そんなに頻繁に使う打ち方ではありません。しかしながらどうしても打つ必要がある場合のために、普段の練習でも意識的にやっておきましょう。練習方法としては、目標地点と打ち出したい方向を明確にしたうえで、打ち出したい方向に沿って足元に長い棒やクラブを置いて、それに合わせてショットしてください。その際に、打ち出したい向きを変えながら、曲がり具合を確認しておけば、本番のラウンドでのイメージもわきやすいので挑戦してみてください。

プロでも思い通りにいかないことがあるのが、このインテンショナルショットです。ミスが出てしまうことを前提として、そのミスが出ても大きな問題にならないような方向を向いて打つことをお勧めします。

柳橋章徳
中学生の頃からプロゴルファーを意識し本格的にゴルフに取り組み、高校時代には、数々の競技に出場しながらゴルフを学ぶ。大学卒業後、ツアーサービスとしてトーナメント会場を中心に全国を飛び回っていたが、この間に多くのプロゴルファーと接することでレッスンプロの道を志すようになり、植村啓太に師事する。スイングの美しさは随一で、「格好良く美しいスイング作り」をモットーに、分かりやすいレッスンを心掛ける。
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