クセになってしまった私のフックの対策の1つが、手打ちによる打ち急ぎをなくすことです。打ち急いでしまうと、どうしても右手が急激に返ってしまいます。そしてもう1つの対策が、体で打つということ。ボディターンをしっかりすることで体が開きます。開くことで右手の返りを抑えることができます。ただし、体を開き過ぎてしまうとスライスのクセがついてしまうので、体の開き加減は注意して行いました。
練習方法として行ったのが、ドライバーによるハーフショットです。時計針で言うと、3時から9時の間を打つイメージです。ハーフショットであれば、ボディターンを意識してボールの飛ぶ方向を確認することができます。その状態であえて思いっきりスライスを打ち、次に思いっきりフックを打ちます。それを繰り返し行うことで、ボールの飛ぶ方向をコントロールする感覚が身に付くと思います。一打一打ボールの飛ぶ方向を確認しながらゆっくり行います。そうすることで集中力も身に付きますし、この方法でフックはだいぶ少なくなりました。やはり、がむしゃらに間違った方法で練習していても、ますます悪いクセが体に浸み込んでしまうだけなので、この練習法はとてもおすすめです。