ヒールアップ

ヒールアップとは

ヒールアップとは、アドレス状態からテークバックする際、左足の踵が浮いてしまうことを指します。現在ではテークバックの際に踵を上げず、地面に着けたままの状態でトップまで持っていくことが主流となっています。しかし、プロ選手の中にはヒールアップしてショットするプレイヤーも存在するので、一概に悪い動作とは断言できません。

ヒールアップの考え方

ヒールアップは野球のバッターをイメージすればよく理解できます。バッターはボールを打つ際、一度左足を浮かせて体を捻り、その勢いも使ってスイングします。ゴルフにおけるヒールアップも同様です。左足を浮かせてトップオブスイングまでクラブを振り上げ、その勢いでボールの飛距離を伸ばします。

スタイルによって変える

狙った方向へしっかりとボールを飛ばしたいのであれば、ヒールアップは矯正する必要があります。踵を浮かせてしまうと、安定性でべた足に劣ってしまい、打ち損じをしやすくなってしまいます。体全体の筋力と回転力をフルに使いたい場合はヒールアップが効率的ですが、安定したショットを狙っていきたい場合はベタ足の方が良いでしょう。