ゴルフのルールとペナルティは徐々に覚えましょう!
ゴルフのルールは文字通りプレーに於ける『規則』で、これを遵守してプレーをします。しかし、だからといってあまり堅く考える必要はないでしょう。ゴルフのルールで一番大切な事は、すべてのプレーヤーが公平にプレーでき、なおかつ救済を受けられるということを明記していることです。理想的にはゴルフルールを熟知してからプレーしたいところですが、現実的には無理に等しいでしょう。
プレーに際して必要最低限のゴルフルールを学ぶためにも、日本ゴルフ協会(JGA)が発行している『ゴルフ規則』をお手元に揃えておくとよろしいでしょう。価格もお求めやすく(600円・税込)世界共通のゴルフルールが掲載されています。
それでは、実例をもとにゴルフルールとペナルティの関係に触れてみることにしましょう。
ゴルフは正直者のスポーツ
ゴルフのルールは、プレーヤー自身が自分を『審判』します。
これは他のスポーツではけっして見られない、ゴルフ独特のスタイルです。単に規則で縛るのではなく、ミスを犯しても、それを事実として素直に認め、それを隠さず公表することにゴルフの意義があります。この点をまずは理解しましょう。
たとえば、よく見間違われるのが「素振りとショット」の違いです。プレーヤー本人は素振りのつもりでクラブを振ったとしても、他のプレーヤーから見ると明らかに空振りに見えた……。こんな場合でも、本人が素振りと主張すれば素振りになります。しかし、他のプレーヤーの誤解を招くような動作は、いくら素振りだったとしても気分は良くありません。ベテランゴルファーになると誤解されるような動作、または行動は避けるようになります。
素振りはボールよりやや離れた地点で行い、他のプレーヤーがどの角度から見ても明らかに素振りだとわかるようにします。
最低限覚えておきたいゴルフの基本ルール
次にゴルフのルールを覚えることはゴルファーの条件と言えますが、すべてのルールを覚えないとプレーできないわけではありません。プレー中によくでるミスと、それに対するペナルティ(罰打数)を覚えることが良いでしょう。
ゴルフは自然が相手ですから、自分の想定外の事が多々起きます。カラスがボールを咥えてそのまま持ち去った場合や、ボールが木の枝に引っかかり落ちてこない……。このような時もルールは適用されます。
可能であればベテランゴルファーと一緒にプレーをして、プレーしながらルールを学ぶ事が望ましいと言えます。もちろん、ルールブックでルールを覚える努力は欠かせません。また別途『ゴルフ規則裁定集』という、実際にトラブルが起きた際の処置を、事例を踏まえて解説した本もあります。ルールの解釈は、人によって異なる場合もでてきます。その時のための指針となる本です。
まとめ
- ゴルフは自分自身が審判を務めるため、ルールはもちろん、ミスは自己申告しなければならない。
- すべてのルールを覚える必要はないが、自分が犯しやすいミスのペナルティは最低限覚えておく。
- 慣れるまではベテランゴルファーとまわるようにし、都度教えてもらう。

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