パーム グリップ

パーム グリップとは

パーム グリップとは、指でクラブグリップを握るフィンガーグリップとは違い、手の平で握る方法を指します。ゴルフ競技におけるスイングでは、ほとんどの場合フィンガーグリップでクラブを握ります。フィンガーグリップでないと正確なボールコントロールができないことが理由です。しかし、パッティングやアプローチショットの際にパーム グリップを用いることがあります。

パーム グリップのデメリット

パーム グリップで握ってしまうと、手首のコックが使えないというデメリットがあります。コックが使えないということは、すなわちボールの飛距離も伸びないということになり、フルショットには向かない握り方であるといえます。また、インパクト時にフェースが開きやすくなってしまい、結果的にスライスボールとなってしまうことが多いので注意が必要です。

どちらが良いか

パーム グリップとフィンガーグリップ、どちらが良いかということですが、これは意見が分かれるところです。確かに左手のコックが抑制されるという欠点はありますが、実際にパーム グリップを採用しているゴルファーも存在します。結局は個人の感覚が大きいのですが、初心者であれば最初はフィンガーグリップを覚えることも一つの方法です。